霊界のいろは

霊的真理の中でも最も基本的で大切なものを抜き出しています。ここがしっかり理解できれば、この後に続く法則や教訓がより理解しやすくなるでしょう。

霊魂のしくみ

あなたは霊魂という二つの側面を持った霊的存在です。つまり、あなたという霊魂が、肉体を使って人生を歩んでいます。
なぜ霊魂というのか、それは、霊界で暮らす時あなたは純粋な「霊」です。これが本来の存在(生活)です。
そして、肉体を使い人生を歩む時に肉体に入る(肉体を使う)のは霊の分霊である魂です。人生を歩んでいる最中もあなたの本体である霊は霊界にありますが、霊と魂は一体なので常に霊的なヘソの緒のようなもので繋がっています。いずれ人生を終えた魂は「霊本体」に戻ります。こうして見ると、人間(肉体)の死とは「霊本体の目覚め」です。
霊魂のしくみは、輪廻転生をする為のしくみとも言えます。
そして、霊本体は神霊と繋がっています(神霊の分霊です)ので高い霊性をもっていますが、魂はそれまでの輪廻転生で得た経験しかもっていません。つまりまだ未熟です。
その為に、あなたの心は常に善と悪、プラス感情とマイナス感情が交錯しています。人間共通の人生の目的は、霊と魂の霊格のギャップを埋める事です。

輪廻転生の目的

人生の目的は霊格を向上させる事。霊格とは霊本体の成長レベルの事です。
霊界では「霊格」の見合う者同士が暮らしています。いえ、霊格の違う者同士は共に暮らす事が出来ないと言った方が適切です。
霊格を向上させる為に、魂に刺激を与える環境は、霊界よりも地球の方が適しています。それはあらゆる霊格をもった霊達が集っているからです。その中で魂は喜怒哀楽という刺激と経験を積んで霊界に帰ります。この繰り返しが輪廻転生です。

魂の修行

人生は魂に新しい刺激を与える為の修行です。あなたの中に眠っている悪性を浄化し、神性を開化させる為に、自分自身(霊魂)、家族、仕事、地域、人類との関わりから学んでいく事を自分自らに課しているのです。(宿命)
修行と言っても苦しいだけが修行ではありません。喜びや感動も魂に刺激を与える大事な修行です。しかし、喜びだらけの人生では本当の喜びを得る事は出来ません。人生に苦難があってはじめて喜びを心から味わう事が出来るのです。また、喜びしか知らない人が、苦しむ人の心を理解し寄り添うことも難しいものです。人の心は経験に基づいて慈悲と利他愛を深めて行くからです。

死後の生活

死後、私たちは人生で獲得した経験をもって霊界に戻ります。肉体の死と共に霊魂が消滅する事はありません。
人生をスタートさせた時点の霊格、そして人生経験を得たあとの霊格に変化がなければ元来た階層へと戻ります。これは今世転生の成功とは言えません。成長(階層を変える事)を強く望み人生に挑んだ霊は、この時深く後悔します。
霊格が向上していれば、一つ向上した階層に入ります。これは霊にとっても守護霊たちにとっても最高の喜びです。
霊格が低下していれば、それに見合う低級霊たちが暮らす低層界に入ります。
常々言っている「人生は死後に始まる生活の準備でしかない」という理由がここにあります。
人生は一瞬、死後の生活は永遠です。どちらに重きを置いて人生を歩むのかが問われています。